【経験談】自動車運転免許を取得・保有して考えたこと。【精神障害当事者】

生活

こんにちは。エンパワブログの春川労です。

今回は、精神障害の当事者である私が、普通自動車運転免許を取得・保有して感じたこと、考えたことなどをまとめようと思います。

私は、20代前半の時、自動車教習所に行き、普通自動車運転免許を取得しました。
現在30代前半なので、10年ほど運転免許を保有している計算です。

運転免許の取得に当たっては、自動車教習所を利用することが一般的だと思います。
私は、地域の一般的な自動車教習所で運転免許を取得しました。
取得には5か月ほどかかりました。

現在は自治体によっては、障害者への運転免許取得助成金などもあるようですが、
私の時はなかったのか、知らなかったのかはわかりませんが、助成金などはもらいませんでした。

運転免許を取得するにあたって、持病に統合失調症があるので主治医の先生に相談したのですが、
特に運転免許取得は止められず、また、
「免許を取得することと、運転をすることは別の話である。」とも言われました。
警察の担当部署にも相談しましたが、
「免許を取得してはいけない・運転していけないというルールはない。」と言われました。
教習所に通い、本面学科試験を受け、合格し、取得しました。

免許取得後は、自分の車は持っていなかったのですが、レンタカーを借りて自分で運転して旅行に行ったことがあります。

考えることが1点あります。
運転免許の更新の際に、医師の診断書が必要なケースがあるということです。
(少なくとも)私の住んでいる地域では、診断書が警察署内にあり、専用の用紙をとりにいかなければなりませんでした。
・用紙をとりに行く手間、交通費(数百円)
・診断書の料金(数千円)
・診断書を書いて貰うための受診の手間、料金
がかかるため、
精神障害当事者の社会的地位、社会的な効力、お金のやりくりに対して、足かせになっているのではないかと考えました。

診断書を求めて免許の更新を許可する機関と、病気を診て診断書を書く機関が別のものを求めるから(前者は診断書の提出、後者は診断書代)というのもありますが、手間とお金がかかり、就労をしている障害当事者や、あるいは逆にお金に余裕がない障害当事者にとっては結構な足かせなのではないかと思います。

個人的な提案としては、
警察に対しては、
・診断書の用紙をダウンロードや郵送で入手できるようにする
・診断書なしで免許更新できるようにする
国に対しては、
・診断書の作成を保険適応でできるようにする
などの対策をするといいかなと思います。

運転免許を取得・保有することで、プライベートや仕事で、できることが増え
間接的にであっても精神障害当事者の地位がわずかながら上がるのではないかと思います。


障害の原因を個人の身体や能力の問題ではなく、社会の環境や制度の問題と捉える考え方を、
社会モデルといいますが、社会モデルの精神がもう少し広まるといいかと思います。

エンパワブログの春川労がお届けしました。

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