こんにちは。エンパワブログを運営している春川労(はるかわろう)です。
今回は、障害者の働き方において「フリーランス」という選択肢があるという話をしてみようと思います。
障害の当事者の中には、就職を考えている方や目指している方も多いかと思われます。
ですが、「朝起きられない」、「体調に波がある」など、困難のある方も多いかと思われます。
「フリーランスで働けたらいいな」、「好きな時間に家で仕事がしたい」と思っている方も一定の割合でいらっしゃるかと思います。
結論から言うと、「フリーランス」という働き方は選択肢のうちの一つとして、アリだと考えています。
当ブログの筆者も、フリーランスの経験があり、将来的にもフリーランスと言う働き方もかなり積極的に考えています。
「フリーランス」とはどういう働き方?
フリーランスとは、顧客と雇用契約を結ばずに、顧客から直接仕事を貰って、納品して報酬をいただく、という働き方です。
時給や月給のケースは少なく、納品した商品やサービスの分だけ稼げる働き方になります。
例えば、10分の尺の動画を編集して5000円をいただくような働き方です。仕事のクオリティとスピードが高ければ沢山の顧客と取引でき、多くの仕事をこなせるので、能力やスキルの高い人は収入が高くなります。
フリーランスの働き方には、「フロー型」と「ストック型」があるようです。
「フロー型」は、動画編集やライティングのように、仕事を納品する都度、報酬がいただける働き方になります。世間一般的なフリーランスというと、「フロー型」をイメージすると思います。
「ストック型」とは、ユーチューバーやブロガーのように、動画や記事がストックされる働き方のことです。それらに掲示した広告を経由して商品が売れると報酬が入るかたりになります。
広義にはこちらの「ストック型」の働き方もフリーランスに含めていいようです。
いずれにしても、月給や時給のケースもゼロではないですが、基本的にはアウトプットしたサービス自体に対して直接報酬が支払われます。
障害者がフリーランスで働くメリット3選
働く時間と場所が自由
フリーランスは、働く時間と場所が自由である場合が多いです。
体調に波がある、満員電車に乗るのが苦手といった場合、
締切までに自宅で作業して質の高い仕事を納品すれば報酬がいただける働き方はアリだと思います。
能力やスキルによっては収入が青天井
フリーランスは、障害者であっても、能力やスキルによっては、収入が青天井です。
症状や環境などで苦労の多い人生を歩んできた方にとっては、これは、夢のある話だと思います。
人間関係のストレスが少ない
フリーランスで働く場合、顧客(クライアント)とのコミュニケーションはありますが、
会社員のように、ウェットな関係ではないことが多く、チャットアプリやメールでのコミュニケーションが多いので、コミュニケーションで気を使い過ぎて疲れやすい方にはおすすめです。
障害者がフリーランスで働くデメリット3選
収入が不安定
フリーランスで働く場合、収入が不安定であるか、低くなりやすいと思います。
私も過去にフリーランスをやっていましたが、非常に収入が低かったです。
プログラミングやイラストなどの尖ったスキルや営業力、フリーランサーとしての知名度がある場合を別として、駆け出しのうちは収入が不安定かつ低くなりがちです。
ただ、言ってしまうと、これを単純に障害のせいにするのは少し拙速だと思います。
社会的信用が高くない
フリーランスとして、企業から独立して働く場合、クレジットカードの審査が通りにくかったり、雇用保険に加入できないなど、社会保険の待遇が手薄だったりします。アパートの入居審査などでも不利になるようです。
孤独を感じやすい
フリーランスは自宅で仕事をするケースが多いため、孤独を感じやすくなるかと思われます。
コワーキングスペースなどで仕事をすると、会話はしなくてもよく見かける人ができると思います。
ですが、コワーキングスペースは料金がかかってしまうため、公共の生涯学習センターなどを利用するといいかもしれません。
フリーランスはつぎのような障害者の方におすすめ
障害年金や生活保護などを受給している方
障害者がフリーランスとして働くデメリットに、収入が不安定、社会信用が高くないといったものがありますが、障害年金などを受給できているかたであれば、コンスタントに副収入が入ってきますので、受給していない方よりは安定してフリーランスとして活動ができるかと思います。
家族の支えがある方
障害年金を受給している方と似ているのですが、実家での生活が継続できる場合や仕送りがもらえる場合など、家族の支えがある場合は、仕事の収益(事業所得)が少なくても、一定期間生活に困りにくいと言えそうです。
スキルに自信がある方
動画編集やWEBデザイン、プログラミングやイラスト、ハンドメイドといったスキルに自信がある方は、自力で稼ぎやすいと言えそうです。
ライティングやデータ入力など、参入障壁が低い職種の場合、ライバルが多くなり、単価が安くなりがちです。
フロー型→ストック型→フロー型、の順にやるといいかも
最初に、ライティングなどフロー型の仕事にチャレンジし、数十円、数百円を稼ぐ喜びを体験してみることをおすすめします。
そのあと、ブログでの商品紹介(アフィリエイト)や、noteの有料記事販売などのストック型の仕事にチャレンジし、知名度が上がってきたら再度フロー型の案件を獲得するという流れは個人的におすすめです。
障害のある方はどうやって案件を獲得すればいい?
クラウドソーシングサイト(障害者専用のものもあります。)
クラウドソーシングサイトは気軽に案件に応募でき、獲得できるので最初はおすすめかと思います。
クラウドソーシングサイトとは、仕事の発注者と受注者のマッチングサービスのことで、有名なところでは、「ランサーズ」や「クラウドワークス」があります。
障害者専用のクラウドソーシングサイトである、「チャレンジドメイン」や「サニーバンク」といったものもありますが、2025年現在、仕事はあまり多くないようです。
就労継続支援B型・A型事業所でスキルを身に付ける
地域によって差があるのですが、クリエイティブ系の就労継続支援B型事業所が増えてきたように感じます。就労継続支援B型事業所では、事業所や利用者の利用期間、スキル、適性などによって異なりますが、月に30000円程度の工賃を貰いながら、職業指導員によって、イラストや動画編集などの指導が受けられるところがあります。
スキルや、アウトプットしたものの質が顧客に認められれば、直接個人に依頼がくることもあると聞いたことがあります。
また、就労継続支援A型事業所の場合、雇用契約を結ぶので、実務経験になります。
実務経験があると、クラウドソーシングサイトでも案件への応募の際に有利になると思います。
あるいは、就労移行支援事業所でも近年、クリエイティブ系の事業所が増えてきているようです。
ブログなどで発信する
なにかスキルや売りたいサービスがある場合、ブログで発信することをおすすめしています。
ブログで発信することで、フリーランスの活動が知られ、直接仕事の依頼が来たり、クラウドソーシングサイトで応募の際に有利になったりするようです。
また、ブログでほかのサービスを紹介することで、アフィリエイト収益も得られます。
障害者とフリーランスに関する考え方について
基本的に、収入=「単価×数量」、となると思います。
仕事のスキルが低く、顧客数も少ないと、月収は少なくなると思います。
仕事のスキルや営業力が低いのは、障害は直接は関係ないのではないかと考えています。
逆に言うと、スキルや営業力が高ければ、障害者でも会社員以上に稼げると思います。
また、精神障害のある方は、就労定着率が健常者より低いと思います。
そのため、会社員やアルバイトだから収入が安定するかというと、それは人に寄りますが、
平均としては、会社員やアルバイトでも収入が安定しない傾向にあると思います。
フリーランスであれば、働く場所や時間が自由ですので、人によっては会社員以上に稼げる可能性もあると思います。
まとめ
障害のある方にとって、フリーランスという働き方はアリだと思います。
まだ、障害者がフリーランスで働くための支援が少ないのですが、
今後増えてくる可能性があるかと思います。
収入が増えることで、できることが増えますので、障害者の働き方の選択肢の一つに、フリーランスというものはアリだと思います。
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