こんにちは。エンパワブログを運営している春川労です。
今回は、精神障害に関わる支援者との関わり方について、私のいろんな支援を受けた過去の経験をもとに、支援者との付き合い方における一つの視点を提供していこうと思います。
この内容の記事を書こうと思った理由は、インターネットでいろんなサイトを見ていく中で、
「【支援者向け】障害者とのかかわり方」みたいなタイトルの記事は数多く存在する一方で、
「【障害当事者向け】支援者との関わり方」といったタイトルの記事が見当たらなかったので、私が独自の視点で書いてしまおうと思ったからです。
(もっとも、支援者と被支援者は二項対立ではないと思っているところはあります。)
夫婦のコミュニケーションや子育てには様々なノウハウがあると思いますが、精神障害当事者が支援者と関わる上でのノウハウもあってもいいと思います。
私は10代で統合失調症を発症してから10年間以上、医療や福祉関連の様々な支援者と関わってきた経験がありますので、この記事には一定の信頼性が担保されていると思います。
【春川労の視点①】支援者の課題と当事者の課題を分けよう。
アドラー心理学という心理学の一分野があるのですが、それの中に、「課題の分離」という概念があります。課題の分離とは、その課題をやることによって、影響を受ける人がその課題の持ち主、という概念です。例えば、職場で仕事を頑張るか否かは自分の課題で、その仕事を評価するかどうかは上司の課題です。相手の課題に踏み込むことはよくないとされています。
支援者が障害当事者の課題に踏み込んでしまう例として、「障害当事者のためを思って」と当事者の判断に介入してしまうケースです。これは倫理などの分野で、父権的温情主義(パターナリズム)というものの一例なのですが、よくないとされています。
逆に、障害当事者が支援者の課題に介入してしまうことも、残念ながらあるようです。
それは、支援者に好かれようとする努力をすること、がそうだと思います。
障害があって、支援を受けている場合でもそうでなくても、人生の主人公は自分だと思います。
(これはアドラー心理学における「自己決定性」の概念に近いと思います。)
支援者に好かれるのではなく、自分の人生をよくすることが、最優先事項だと思いますので、
「こういう支援をしてほしい」とか「この支援は今はいらない」などと、ハッキリと言葉で主張できるといいのではと思っています。
社会は学校ではないですし、それは障害者でも変わらないと思います。
自分の価値観をもって、人生に責任を持つ、という少し個人主義的な生き方は、個人的に好きです。
私は過去にいくつものデイケアや就労支援施設を利用したことがあります。
その中で、個人主義的なところはよかったのですが、中には集団主義の学校のような雰囲気の所もあり、残念な気持ちになった経験もあります。
【春川労の視点②】多くの支援者と関わり、アドバイスをいいとこどりする。
個人的な考えですが、関わる支援者は多ければ多いほどいいと思います。
(もちろん、支援者以外の対人関係を広げることも大事だと思います。)
支援者によって、アドバイスや言うことが違うことは往々にしてあるかと思いますが、
例えば、関わっている支援者が10人いたら、10人の発言の一番いいところを寄せ集めて、最善のアイディアを自分の中で作ればいいわけです。
【まとめ】支援者との関わり方は一つのテーマだと思います。
対人関係におけるかかわり方というと、どうしても障害者との関わり方という内容の話やコンテンツが多くなっていると思います。ですが、精神障害当事者にとって、支援者は関わることが多い他者の分類であり、彼ら/彼女らとの関わり方が、もっと体験的知識(=実際に経験することで得られる知識)として結晶化されていたらいいと思っています。
そのためにも、一人一人がブログや動画などで発信をしていくことは効果的な方法の一つだと思っています。
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