こんにちは。エンパワブログの春川労(はるかわろう)です。
今回は精神障害当事者の方が暮らしやすい都道府県やエリアを紹介していきたいと思います。
精神障害等当事者問い行っても、年齢や働き方などによって、暮らしやすい都道府県やエリアが変わってくると思います。
私は、精神障害当事者として15年間以上生活し、一人暮らしも10年近く経験しています。
また、クローズ就労や、オープン就労、障害者雇用、フリーランス、就労継続支援B型、就労移行支援、デイケア、職業訓練校など、様々な経験の他に、日本中を旅した経験もあります。
この記事を読むことで、将来引っ越し先などとして暮らす都道府県やエリアを賢く選ぶことができると思います。
【結論】ライフステージや求めるものによって適する地域は変わる!
結論から申し上げますと、ライフステージや求めるものによって、暮らすのに適する地域は変わります。ここに住めば安泰!というエリアは、私の考える範囲内ではあまりないと思います。
今回は、代表的なエリアを5つ挙げて、それぞれのエリアの特徴と、そこに住むのに向いている当事者の特徴なども解説していこうと思います。
今回紹介するのは、東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府の5つのエリアです。
人口が特に多いため、この5つを選びました。(順不同です。)
東京都の特徴と居住に向いている人
東京都は、関東地方に位置する日本の首都で、約1400万人の人口を抱えます。
都心部には東京タワーや明治神宮、郊外には高尾山などの観光地があります。
障害者雇用が非常に多く、また、依存症治療などの専門的なクリニックも多いようです。
クリエイティブ系や事務系などを含め、一般雇用の求人もたくさんあります。
一方で、家賃が高く、人混みや満員電車はある程度我慢が必要かもしれません。
東京都に向いている人は、障害者雇用や一般雇用などの一般就労ができる人、また経歴や仕事のスキルに自信がある人は年収が上がりやすいでしょう。
人混みや満員電車などがあり、仕事も他の地域よりややハードかもしれません。
家賃が非常に高いのですが、時給や月給の高い仕事が多いようです。
また、行政機関での障害者向けの非正規雇用の仕事は、ブランクなどがある状態からでも比較的就きやすいようですが、霞が関には行政機関が多く存在します。
稼げる人は稼げるが、デメリットも多く、東京は住む人の個人差が出やすいエリアかもしれません。
神奈川県の特徴と居住に向いている人
神奈川県は、関東地方の南側に位置し、相模湾、東京湾などに面していて、箱根や江の島、鎌倉などの観光地やリゾート地を擁します。県庁所在地である横浜市では380万人近くの人が暮らし、有名企業もあります。
横浜市、川崎市、相模原市の3つの政令指定都市があります。
神奈川県に向いている人は、ワークライフバランスを重視する人でしょう。
横浜市には一般枠の仕事が多く、横浜市の近くに住んで横浜市で働くことで、
通勤時間を縮めることができ、家賃も極端に高いわけではないので、時間とお金を両方大事にすることができるでしょう。
また、神奈川県内は、個性的な福祉団体や当事者団体が多いような印象を受けます。
仕事とプライベートのバランスを取りながら、東京にも出やすく、郊外にはリゾート地も多い印象です。
なお、横浜市内は坂が多めなので、自転車での移動が不便な傾向があります。
また、東京都内に通勤する場合、途中始発駅が少なめな印象を受けます。
相模原市の場合、橋本駅においては、京王線で新宿まで座って通勤でき、
横浜線で横浜にも通勤できます。リニア新幹線も開業予定です。
埼玉県の特徴と居住に向いている人
埼玉県は関東地方のほぼ中央部に位置し、秩父地方は羊山公園や武甲山、長瀞(ながとろ)、宝登山(ほどさん)などがある、リゾート地となっています。
県庁所在都市であるさいたま市は130万人以上の人が暮らし、大宮駅には、金沢、新潟、新函館北斗などの各方面に向かう新幹線の再速達列車が停車します。
埼玉県は家賃が手ごろで、障害者雇用の多い都内にも通勤しやすいのが特長です。
埼玉県に住むのに向いている当事者の特徴は、
収入を大きく、支出を少なくしたい人でしょう。
都内の大企業や、時給や月給の高い企業で働き、埼玉県内で家賃を節約する方法は合理的だと思います。満員電車に乗る時間が長くなりがちですが、上手くストレスを回避する方法として、
始発駅に住むこと、フルリモートで働くことなどがあります。
東武東上線の志木駅や、西武池袋線の小手指駅は途中始発駅で、帰りも池袋駅から座って帰ることができます。地下鉄への直通電車も出ており、横浜方面への直通運転があります。
愛知県の特徴と居住に向いている人
愛知県は中部地方に位置し、愛知県内では約745万人の人が暮らしています。
県庁所在地である名古屋市は約230万人の人口を誇る政令指定都市です。
名古屋市には障害者雇用も一般枠の雇用も多く、名古屋駅や栄駅の近くでも家賃が比較的安い傾向にあります。
一般就労でお金を稼ぎながら、通勤時間の短縮や家賃の節約をすることができます。
名古屋駅からは、伊勢志摩や大阪、中部国際空港などにもアクセスしやすく、アクティブな人にも向くでしょう。
自然と都会、仕事とプライベートのバランスを取りたい人に、愛知県は向くと思います。
大阪府の特徴と居住に向いている人
大阪府は近畿地方にある日本で3番目に人口が多い都道府県です。
たこ焼きや串カツ、通天閣などの、グルメやエンターテインメントなどが国際的にも有名です。
府庁所在地である大阪市は約280万人の人口を誇る政令指定都市です。
大阪は障害者雇用も多めなのですが、就労継続支援A型事業所が多いという特長があります。
また、大阪府民の平均通勤時間が首都圏よりも短く、時給や月給もそこそこ高いので、コスパがいいと思います。
それから、大阪市内には発達障害の当事者が経営するカフェバーやメイド喫茶などユニークなお店が多いようです。
また、一般枠の求人も多いようです。
通勤時間か家賃を抑えながら、一定の収入を得て、娯楽やグルメも楽しみたい人に大阪はおすすめです。
京都市や神戸市にもJRなどで日帰りで一本で行くことができるので、行動範囲も広げやすいでしょう。
まとめ
- 東京都は、障害者雇用や一般枠の雇用での仕事は多いので、仕事ができる人はおすすめ。
- 神奈川県は、横浜市内などで職住接近のライフスタイルを実現し、リゾート地や東京にも行きやすい。
- 埼玉県は、都内で働き、埼玉県内で暮らせばお得であり、始発駅に住んだり、フルリモートなどで満員電車回避の方法もある。
- 愛知県は、名古屋市内などで職住近接のライフスタイルを実現し、少し離れれば家賃も安めなようだ。
- 大阪府は、大阪市内で職住近接のライフスタイル、グルメや娯楽も充実し、京都や神戸も近い。
各エリアの特徴をまとめた表はこちら↓

就労継続支援A型などで働く人は、大阪府はおすすめです。
障害者雇用で働ける場合、東京都や埼玉県はおすすめです。
パートやアルバイトも含めたクローズ就労などの方は、神奈川や愛知はいいかもしれません。
個人的には、政令指定都市がおすすめです。
政令指定都市は都道府県から独立して行政権を持っており、独自の福祉サービスがあることが多いです。今後、個別のエリアの研究をした記事も書くかもしれません。
ライフステージによって最適なエリアは変わるので、ライフステージにあわせて引っ越しできる場合は、引っ越しをするのも選択肢としてはいいかもしれません。
引っ越しを勧める支援者はあまり多くないようですが、引っ越しで就労先や支援機関、コミュニティなどの環境が変われば人生が好転する可能性もあります。
支援者があまり勧めないことは引っ越し以外にも色々あるのですが、自分の人生に責任を持ち、主体性をもって自分で切り開いていく矜持は大切だと思います。
今回もエンパワブログを最後までお読みいただきどうもありがとうございました!
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